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  • モーリスミニ・クーパー1275S MK-1のレストア/16話

想定外の悪い下地に遭遇 サイドパネル編 – 第16話/ミニ・クーパー1275S MK-1のレストア 

「お仕事拝見」では、ワラシナカーズがお客様の大事なお車をお預かりしてから作業までの様子を、簡単な説明と画像を交えてご紹介します。

・今回の事例 モーリスミニ・クーパー1275S MK-1のレストア

今回は、A様の1967年式のモーリス・ミニ・クーパー1275S MK-1のレストア作業を例にご紹介いたします。

前回の想定外の悪い下地に遭遇 リヤパネル編 – 第15話はこちら

では、A様のモーリス・ミニ・クーパー1275S MK-1のレストア作業の様子を見ていきましょう。

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パネル交換を含む大掛かりな板金作業を済ませ、塗装前の下地作業を進めていたのですが思わぬ事態が発生しました。ボディ色の赤の塗膜の下層に見えるブルーのパテ。パテがある事は特に問題は無いのですが、このパテは現在国内で殆ど使われていないエネメルパテ。塗膜に対し非常に攻撃性があり塗装面に水膨れの様なブリスターを出してしまい、しかも、一度固形するとかなり硬い厄介なパテなのです。

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エネメルパテの青い痕跡は随所に広がります。サイドパネルの表明、クォーターガラスの収まる内側、ドアキャッチの奥。塗装の仕上がりを考えると、このパテは削り落とさないといけませんが、全てのエネメルパテを取り除く事は困難な作業です。

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後々の塗装の仕上がりと耐久性に非常に影響してくる重大な事案ですので、オーナーのA様とご予算も含め作業プランを検討した結果、サイドパネルを貼り換え板金する事となりました。

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今では、入手困難となっているサイドパネルですが、長年ストックしていた左右のサイドパネルが有りましたので、これを使って作業に入ります。

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側面全てをカバーしているパネルですので、想定外なエネメルパテの部位は全て取り除けるでしょう。しかし、これだけ大きなパネルですので切り継ぐ作業はかなり困難で時間を要する作業となりそうです。

今回のMK-1の様にレストア前の状態というのは、ボディの下地の様子が完全には把握しきれません。お見積りの段階では、経験上ダメージが広がっていそうな箇所や、修復歴から推測して仕上がる迄の作業内容と修復箇所を拾い出しおおよそのご予算を決め作業に入ります。しかし、時として想定外なケースが発生し、その後の仕上がりを考えると、当初のご予算と納期の変更が必要となる場合もございます。

まだまだ、修復箇所が多く時間がかかりそうですが、これから徐々に作業が進み、その修復の様子と進行状況をご紹介できると思います。
乞う、ご期待を!

 それでは、また、お会いしましょう。

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